こんにちは!よっし(@yossi_sedo)です!
私は、40歳までにせどりと投資でセミリタイアを目指している、低所得サラリーマンです。
セミリタイア後のインカムゲイン目的で米国株や日本の高配当株に投資しています。
今回は、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人のお話です。
カナディアン?インフラ…??
こんな全く無知な方でもしっかり理解いただける記事になっているはずです!←
- カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人について
- 投資に値するの?
参考程度にはなると思いますので、是非読んでみてください!
それでは行ってみましょう!
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人とは
世界でも業界大手のカナディアン・ソーラー・グループの日本法人であるカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社が設立した投資法人です。
上場インフラファンドとしては初の「外資系」です。
本投資法人は、再生可能エネルギー発電施設の中でも、太陽光発電施設にのみ投資を行います。
価格と利回り
価 格 | 125,000円周辺 |
利回り | 約5.9% |
高配当な投資先になります。
投資先がインフラということもあってか、値動きはかなり安定して推移しています。
ポートフォリオ
取得物件数 | 25箇所 |
取得価格 | 800億円 |
パネル出力合計 | 184.0MW |
南は鹿児島、北は北海道まで広く保有しています。
ただし、九州の保有率が約70%と多めなので台風災害などのリスクが付きまとう気も。
本投資法人の特徴
他の投資法人を圧倒するスポンサー
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は、その名の通りメインスポンサーがカナディアン・ソーラー・グループです。
同社は、太陽光発電設備のデベロッパーであり、
- 太陽電池モジュールの企画・製造・販売
- EPCサービス(設計・調達・建設)
- O&Mサービス(運用管理・保守点検)
までカバーする巨大グループです。
他のインフラ投資法人にはない、垂直統合型モデルのスポンサーとの価値創造を行う投資法人です。
長期的かつ安定的な事業収益予測が可能
FIT(固定価格買取制度)により売電価格が固定されているため、事業の収益予測が容易になります。
本投資法人では、発電量が予測値を大幅に下回ったとしても、基準賃料を確保できる仕組みになっています。
再投資重視による成長戦略
減価償却相当分を再投資のために内部留保、その後の余剰資金から分配金として支払われます。
このため、分配金は妥当な額におさめられます。
優先交渉権がある
スポンサーであるカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社の開発案件への優先交渉権が与えられます。
本来であれば、機関投資家や年金基金でないと投資できないような、大規模な発電所まで個人の投資対象として提供が可能になります。
詳しくは、日経BPさんのコチラの記事で。
今後起こりうること
▽FITの終了
FIT(固定価格買取制度)の期間が終了することで、事業が廃止する可能性も十分考えられます。
ただし、今のところは事業継続をする方針が打ち出されています。
▽インフレが進む
また、インフレが進んだ場合は、FITが足かせになる可能性があります。
売電価格が固定なので、通貨価値に見合ったリターンが見込めない事態に陥ることも。
投資に対する要点
- インフラへの投資を考えている場合、垂直統合型のスポンサーを有する本投資法人は、他との差別化が図れる。
- スポンサー開発案件である大型発電所を提供可能な優先交渉権がある。
- FIT後の運用にもポジティブであることからしばらくは安泰である。
私の場合、以上のことより、本投資法人への投資を実施しました。
高配当・長期安定の観点からおすすめの投資法人であると思います。
インフラへの投資検討されている方は、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。
以上、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人への投資考察でした。