セミリタイアが失敗する
セミリタイアを達成すると、あとは少額のお金を稼ぐだけ自分のペースで生活していくことができると思います。
ですが、世界が不況になったり、想定していた資産額より大幅に目減りすることとなった場合は、セミリタイア失敗という現実を突きつけら得ることになると思います。
そこで、セミリタイア失敗に対応すべく、具体的な対策を考えることにします。
具体的対策
キャッシュを生む投資をする
まずは、定期的にお金を運んできてくれる株への投資をします。
普段から投資実績報告や買付銘柄公開で載せている高配当株や米国ETFがこれにあたります。
毎月かかる生活費などの固定コストを支払える配当金をもらえるようにポートフォリオを設計します。
生活費に年間200万円必要であれば、それを超えるであろう額の配当がもらえるようにします。
例として6000万円を利回り4%くらいで運用すれば税引き後で大体200万円の配当金がもらえます。
副業収入を作っておく
生活費の大半は配当金や分配金で賄うとして、贅沢するためのお金は別で稼がないといけません。
そのとき重要になってくるのが、副業や自分の事業からの収入です。
月に10万円でも稼げれば、それだけ分贅沢に使えますし、余ったお金を再投資すれば資産拡大が狙えます。
再投資した額が増えれば増えるほど、生活費として使えるインカムの額が増えますので、セミリタイア後の生活がより良いものになっていくはずです。
現金を持っておく
世界恐慌のような不景気が来た場合、予想していたインカムを受けられないかもしれないので生活できなくなる恐れがあります。
そのタイミングで、サラリーマンに逆戻りなんていうのもなかなか辛いものがあると思います。
なので、資産の取り崩しやインカムの減少に耐えるために、数年間耐えられるだけの現金は必要でしょう。
FIRE本を参考にする
すでにFIREをされた諸先輩方の本を参考にすることは、非常に有効かと思います。
なかでも、FIREの第一人者であるクリスティー・シェンさんの書かれた、「FIRE 最強の早期リタイア術」は、今回お話ししたセミリタイアやFIREの失敗に特に敏感になられている本です。
- 利回りシールドの利用
- 現金クッションの利用
- 地理的アービトラージを使い、生活費を抑える
- サイドハッスル(副業)をする
- 一時的にパートやアルバイトをする
クリスティーさんが考えられた、不景気の対策はコチラです。
詳しくは、本書をご覧いただければと思います。
非常に参考になりますし、FIREへの指針となります。
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まとめ
セミリタイアして一番恐れることは、失敗してサラリーマンに戻ることではないでしょうか。
サラリーマンやりたくない。絶対に戻りたくない。と思っている方が大半でしょうから、しっかりと対策を講じておくべきだと思います。